ジェイハウスでは、長期優良住宅に対応することを最低限のレベルと考えています。
長期優良住宅は、耐震等級2以上(建築基準法の1.25倍の耐震基準)、温熱環境等級4(次世代省エネルギー基準)の住まいが条件ですが、このジェイ・ナチュラルは標準で対応可能。いつまでも永く健康的に快適に住まい、ご家族の生命と財産を守る家として、ご愛用いただける住まいをご提案いたします。
構造用合板と柱・梁を一体化させて張り詰めた『ジェイ・ナチュラル』の壁面。建築基準法が定める壁長さ1 m 当たりの強さの目安「壁倍率」においても、優れた強度があると認められています。さらに、壁だけでなく床にも設置して建物を固め、地震や台風への強度を一層高めた堅牢な構造である「木造軸組パネル工法」を採用しています。
接合部分に力が集中して、
変形が起こることも
面で力を受けるため、力を
分散でき変形を抑えられる
従来の木造軸組工法が外力を点で受け止めるのに対し、ジェイ・ナチュラルでは、外力を面で受け止めるため力を分散でき、高い耐震性を実現しています。
2つの工法のメリットを併せ持つ
木造軸組パネル工法
間取りの自由度が高い / 増改築をしやすい
耐震性が高い / 気密・断熱性が高い
地震や台風など外力による建物のねじれや倒壊の危険性を防ぐため、床面に24mm の
「特厚構造用合板」を採用。主要構造部材にピッタリと張るフラットで剛性の高い「床構面」が、地震力を耐力壁にバランス良く伝え、建物全体でホールドし、しっかり支えます。「1 階床」は、土台・大引を配置し、「2・3 階床」は一体化させることによって強い水平力がかかり「耐震性」をより強化し、床鳴りやたわみも防ぎます。
基礎全面にびっしりと鉄筋コンクリートを敷き詰めた「耐震べた基礎」を採用。自然災害に強い安定した基礎構造で、地面との接地面積が大きいため「住まい」を安定して固定・支持できます。また、基礎全体で力を分散して受けるため、一点に力が集中せず、地面にかかる圧力を低減させます。基礎の立ち上がり幅も150mm、立ち上がり高さは540mmを確保。建物だけでなく基礎を含めてシェルター化することにより「住まい」の耐震性を高め、住まう人をしっかりと守ります。
建物の全荷重をしっかりと支え続けることが求められる土台。しかし、必要な箇所にだけ部分的にパッキンを施工する従来の一般工法では、土台が浮き、たわみが生まれる可能性がありました。
「ジェイハウス」では、基礎全周に隙間なく敷き込むロングタイプの「基礎パッキン」を採用することにより、基礎の全周で換気を行いながら、安定した力で「住まい」を支えます。
床下は、建物に対して「耐久性」を左右する場所で、湿気対策としての換気が重要です。今までの一般的な工法では、基礎部に換気口を設け、外気からの風の流れを利用していますが、基礎床下コーナー部分に湿気がこもり建物にダメージを与える恐れがあります。「ジェイハウス」では、偏りのない通気が可能な「基礎パッキン」を基礎の
全周に施し、湿気がこもりがちな床下を常に適度な乾燥状態に保ちながら、腐朽菌の発生をも抑制し、より高い「耐久性」を実現しています。
床下全面に敷き込み、土中から上がる湿気を軽減させ、木材の防腐・防蟻対策に効果があります。
防湿シートを押さえ、清掃性も高めます。地面からの湿気やシロアリの侵入を防ぎます。
コーナー部分に
湿気がこもりやすい。
全周で通気を行い、
すみずみまで充分な
換気を確保。
コンクリートや土の下に埋め込まれた金属製の鋼管を使用した一般的な給湯・給水管は、点検がしにくく補修や交換に多額の費用と手間がかかっていました。そこで「ジェイハウス」は、錆びの心配がなく、コンクリートの上に配管できる「H O J 工法」を採用。床下・天井に備えられた点検口と併せて、メンテナンスへの配慮を徹底しました。
排水管や給水管、ガス管などのメンテナンスを考え、天井や床下に点検口を設けています。
配管途中に接続箇所がないので、水漏れの心配が少なく、点検はヘッダー部と水栓器具接続部のみで行えます。