ジェイ・ナチュラル:泡断熱

泡断熱で確かな気密・断熱性を

四季を通じて快適な住環境を提供するためには、建物の気密・断熱性は不可欠だと考えます。ジェイハウスでは、次世代省エネルギー基準(温熱環境最高等級)に適合した断熱性能でご提案。
外壁部には硬質ウレタンフォームによる泡断熱を採用。隙間なく施工することで気密性・断熱性を高めています。また、部位に応じて最適な断熱提案や空気環境にも配慮した部材提案で、〝すこやか家族空間〟と感じていただける住まいを提案します。

硬質ウレタンフォーム

[01]水から生まれた環境にやさしい断熱材、
現場での発泡施工で細かい部分の隙間を解消

ジェイハウスの採用する硬質ウレタンフォームは水を使って現場で炭酸ガスを発泡剤として利用するので、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるフロンガスを全く使用しない、地球にやさしいウレタンフォーム素材です。 また、人への影響も考慮し、アレルギーなどの原因とされる有害物質、ホルムアルデヒドの発生も抑えます。硬質ウレタンフォームは壁面の隅から隅まですっぽり覆ってしまう断熱工事です。無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームはグラスウール10Kの約1.5倍の断熱効果を発揮します。また透湿性も低く断熱材内部に湿気を侵入させにくいため、躯体内の結露を抑制し、建物の耐久性を高めます。

繊維系断熱材(グラスウール)

固形ではないため
形状が変化し
隙間ができやすい

水分を吸収した
重みでずり落ちる
恐れがある

硬質ウレタンフォーム

吹き付け施工のため
細かい部分も
隙間ができません。

フロンガスを
使わない
地球にやさしい素材

[02]高い断熱性と気密性

複雑な構造の住宅も現場吹付発泡だから隙間なく施工できます。また自己接着力によって躯体との間に隙間ができにくく、長期間に亘って優れた気密・断熱性を維持します。高い気密・断熱性をもつ住宅は省エネルギー効果が高く、建物の暖冷房に要する光熱費を削減します。

性能値は測定値であり、保証値ではありません。

気密性能
住宅の躯体に直接吹付発泡施工する硬質ウレタンフォームは隙間なく一体化した断熱材構造で、優れた気密性を発揮します。また、他の断熱材にはない自己接着力を持っています。

断熱性能 総合的に見ても硬質ウレタンフォームの優れた性能はお分かりいただけます。

[03]静かな住空間・吸音性能

硬質ウレタンフォームの細かな連続気泡構造は吸音性にも優れています。高い気密性により外部の騒音や内側からの生活音の漏れを軽減するとともに、硬質ウレタンフォームの細かな気泡構造が音をスポンジ状のフォーム内に拡散します。
外からの騒音の侵入や、生活音の漏れを気にすることなく快適に暮らしていただけます。

吸音性
柔軟性に富んだ硬質ウレタンフォームは微細連続気泡構造で、一般的な独立気泡構造と比較し、吸音性に優れています。

管内法での建築材料の
垂直入射吸音率測定方法(JIS A 1405)

[04]施工の流れ

養生作業

壁に吹き付け(面材)

削りチェック

清掃

ゲージにて厚み計測を行います。

硬質ウレタンフォームへのよくあるご質問

硬質ウレタンフォームって他の断熱材と何が違うの?
硬質ウレタンフォームを現場で水の力により発泡し、吹き付け施工する今までにない断熱材です。従来のグラスウールなどの断熱材は現場の施工部分に合わせてカットし、貼っていくため細かい部分に隙間ができてしまうことがありました。硬質ウレタンフォームでは現場で発泡し、吹き付け施工するため細かい部分にも隙間なく充填でき、接着性も高いため安定した断熱効果を得ることができます。
断熱性が高いとどんなメリットがあるの?
結露の心配はありません。壁の中に隙間ができると壁体内結露が発生しやすくなります。壁の中の結露はカビや構造材の腐朽の原因となるだけでなく白アリがつきやすくなり、住まいの耐久性を低くしてしまいます。硬質ウレタンフォームは湿気を通しにくく、また構造体内に隙間を作らないため壁内結露
が発生しにくい安心な断熱材です。
子供がアレルギーなんですが影響はありませんか?
一般的に断熱材として使用されている断熱材は吸水性質があるためカビが発生しやすく、またカビはダニの餌にもなるため必然的にダニが発生します。カビやダニの死骸が喘息やアトピーなどの原因になるといわれています。一方、硬質ウレタンフォームを採用すると断熱材に隙間がないため壁内結露が発生しにくい住宅になります。
硬質ウレタンフォームは断熱効果以外にもメリットはあるの?
もちろんあります。隙間の生じない硬質ウレタンフォームでは、従来隙間から入り込んでいた外部の騒音や気になる内部の生活音の漏れをシャットアウト。騒音の少ないプライベート空間を維持します。
その他にも多くのメリットがあります。
火事がおこれば、燃えるのが心配ですが…?
硬質ウレタンフォームは熱硬化性プラスチックです。高温になっても液化しません。火災の際に硬質ウレタンフォームは約300 ~400 ℃で個体の状態で燃焼し、二酸化炭素等を発生し、そのもの自体は炭化します。一方スチレンフォーム等の熱可塑性プラスチックは、約80℃で変形が始まり、やがて液化し、火が着けば一気に燃え上がります。硬質ウレタンフォームは熱で溶けることがありませんし、通常は石膏ボード(耐火ボード)の内側にあるので、火災の際に一気に燃え上がる危険はありません。日本工業規格による硬質ウレタンフォームの燃焼性JIS9536の規定にも適合した製品です。また、在来軸組工法、2 × 4工法では外壁の3 0分防火と4 5分の準耐火構造大臣認定も受けております。硬質ウレタンフォームは住宅に安心して使える断熱材です。

ページの先頭へ戻る